2015年12月4日金曜日

ハワイでのオスプレイ墜落事故の調査に関するプレスリリース

 5月にハワイで起きたオスプレイ墜落事故について、自己原因の調査報告が発表されました。
大和市基地対策課から情報提供がありましたので、御覧ください。
  https://drive.google.com/file/d/0B_SUhgOXj6mKVElNYkZVeVhTUVN5bVhac0JrM2JWWXZqZGpj/view?usp=sharing


 前にもお話したかもしれませんが、ホバリングの際に砂を巻き上げて、それによって出力低下・揚力を失うというのは、あまりにも本末転倒ではないでしょうか。調査報告をみると、あくまでもパイロットの判断ミスで、着陸が困難だと感じたらすぐに別の方法を取るようにしていくというのが、今回の対応でしょう。

 戦地で使うのであれば、基本的に着陸地点は舗装されていないでしょうし、災害時でも状況は変
わらないもしくは、もっと深刻な場合も。着陸地点を選ばない(滑走路が必要ない)ことが、オスプレイのメリットだとするのであれば、大もとから見直す必要があるのではないでしょうか。

 自衛隊でも導入が進められようとしているオスプレイ。日本は海外での武力行使を禁止していますから、オスプレイが使用されるのも当然国内なのでしょう。災害時の活躍が期待されているとして、既存のヘリコプターではダメなんでしょうか。オスプレイでも、9月の鬼怒川のはん濫のような災害時に、救出活動ができるのでしょうか。

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