2016年2月12日金曜日

チリで大学授業料無償化へ

 南米チリで、大学の授業料無償化が進むようです。

 当面は全学生の30%でスタートし、拡大の計画もあるそうです。いわゆる構造改革の名のもとに、教育への公的責任を投げ捨てていった前政権が破れ、社会を支える公教育を広げていくために、大学授業料の無償化を実施する。そのために、企業に応分の負担を求める。そういう姿勢が大事だと思いました。

 個々の大学で活動していた(思いをもっていた)学生たちが、災害ボランティアをきっかけにつながっていく。戦争法(安保関連法)での学生の取り組みにも重なる部分があるのではないでしょうか。

 南米では、学費無償化のために法人税を引き上げ、日本では学費値上げと法人税引き下げがすすめられている。どちらに明るい未来があるのか。




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