2016年11月13日日曜日

日本共産党 寒川町演説会 はたの君枝衆議院議員が訴え

 寒川町演説会が寒川町体育館でひらかれ、はたの君枝衆議院議員が国政報告を行い、加藤なを子県議、北村・細川・山田町議、青木寒川労働相談室長があいさつしました。



はたの君枝衆議院議員の報告です。

 福祉や教育の国からの予算が削られる中、町は大変苦労している。そんな中、共産党議員団が求め続けていた小児医療費の助成が中学3年まで拡大される見込みとなった。国民健康保険も国からの補助金が減らされる中、保険料が県内最高水準になってしまっている。直近の決算では、3億円の黒字、財政調整基金もある。そういったお金を町民生活に使うことが自治体の役割。

 相模川の問題で、護岸工事の要望を行った。国も早急に調査を行って、工事につなげたいとの答弁。コミバスの問題についても、「過疎地に対する支援が作られたが、その他の地域についても対策が必要。」高齢者による事故も増える中、高齢化対応のコミバスへの支援を実現していくことが必要で、引き続き、国に声を届けたい。

 予算要望の日(11月10日)にTPPの本会議採決が行われた。TPPに関して、地元の喫茶店のママから「TPPってよくわからないから、テレビでコーナーが始まるとチャンネル変えちゃう」と言われる。一つは環太平洋地域で貿易を自由にしましょうというもの。アメリカなどの大規模農園でつくられた安い畜農産物が入ってくる。一方日本は、環境を守るために手間暇かけた分が値段に乗っている。食糧自給率が低下すれば、輸入ができなくなれば、国民が餓死することにつながってしまう。

 もう一つは医療の問題。ジェネリック医薬品が普及してきているが、アメリカの製薬会社は、ジェネリックではなく、自分たちの価値の高い薬品を使うようにもとめてきている。安心して病院にかかることもできない。他にも多数の項目があり、項目一つにつき1週間審議するだけで本来なら半年かかる内容のもの。

 安倍政権はTPPを促進するといって、衆議院本会議で強行し、参議院で審議が始まった。しかし、アメリカではオバマ大統領が「年内は諦める」と発言し、トランプ次期大統領も「TPPから撤退する」と発言している。一体なにを見ているのか。

 年明け解散総選挙という話も上がっている中、2月には寒川町議選が行われる。政治は前進と後退の綱引きの中にある。その綱を引くチカラを貸してほしい。

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