2017年4月27日木曜日

政治家として 一人の大人として 言葉について

“すぐ首取れとは、なんちゅうことか”/二階・自民幹事長 無反省示す暴言 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-27/2017042701_03_1.html

 「避難は自己責任」に続いて、「東北でよかった」と暴言を吐き、復興大臣を辞任した今村議員。安倍首相の任命責任は言うまでもありませんが、ここまで暴言・失言が連発されると『本心』としか思えなくなります。気の緩みではなく、驕り。

 政治家、特に国会議員というのは、言葉-論戦-で自らの活動を示し、有権者の利益に応えるのが仕事であるはずです。その政治家が「マスコミは言葉尻を捉えて首を取りに来る」とはどういうことでしょうか。ましてや、政権与党の大臣ですから、世間からの注目は大きいものです。家族や友人とのプライベートな環境ならともかく、多くの目や耳がある場で、彼らのいう『誤解を招く』ような発言は、意識的に排除していかなくてはいけません。社会において、心に思っていても口にしてはいけないことというのがあるではありませんか。

 市議会に送り出していただき、あっという間に2年が経ち、1期目の任期も折り返しとなりました。街頭で、ネットで発信する際に気をつけることは、「どういった言葉を使えば、皆さんにわかりやすく伝わるか」です。

 テレビでも国会討論でも、市民権があるとは思えない単語が連発されることがあります。横文字や略語は、インパクトがあってカッコいいかもしれませんが、その意味がきちんと伝わらなければ、独りよがりになってしまいます。

 政治家として、一人の大人として。自分の思いをどう伝えるかは永遠の課題ではないでしょうか。市民と議会-政治-の橋渡しになれるよう、言葉の意味を考え、選び、伝えたいことが伝わる努力を日々重ねていきたいと改めて思いました。

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