2016年3月21日月曜日

3月議会 一般質問を終えて

 少し間が空いてしまいましたが、無事、3月議会一般質問を終えることができました。
4回目ですが、まだまだ直前はドキドキしています。

 毎回の議会で取り上げてきた「自転車行政」と「雇用・労働関係」「住宅支援」の3点を取り上げました。

昨年12月議会で取り上げた「鶴間交差点」の看板についてご報告。 年明けから新たに「自転車は降りて通行して下さい」という看板につけ変えられていることに気づいた方もいるのではないでしょうか。毎月5日に鶴間交差点で見守り交通安全を行っているそうですが、少しずつですが、着実に自転車に乗ったまま交差点を通過する(歩行者の間を走り抜ける)自転車が減っているとのことでした。
 写真を見るとわかりますが、黄色地に赤い文字で「自転車」と書かれています。この事については、担当課に色が溶けている旨を伝えると、新たに設置された(先ほど確認しました)看板の黄色地は明るい(パステル?)色になり、より、はっきりと自転車の文字が見えるようになっていました。




 今回のメインテーマは、自転車用ヘルメット。法改正によって、小学生以下の児童には、ヘルメット着用が義務付けられました。それを受けて、大和市ではヘルメット購入の助成を行っていますが、危険性は子どもも大人も変わらないし、むしろ高齢者の方が、運転能力の低下などで危険性が高まるので、助成範囲を拡大してはどうかと質問しました。今すぐにとはいきませんが、「検討していく」という答弁で、こうしたことをきっかけにヘルメット着用者が増えていくことを期待します。

 併せて、大人用の自転車ヘルメットも紹介しました。カポルという東京の事業者が作成したもので、ぱっと見ではヘルメットには見えないデザインに、他の議員も「イイネ!」という反応でした。私のものも買って、利用を開始していますので、近いうちに写真を撮ってもらおうと思います。

 改めて、事故の状況等調べていて思ったのは、お子さんを自転車の前後に載せているママさんについてです。質問の中では取り上げませんでしたが、子どもたちはヘルメット着用しているのに、自分はしなくていいのでしょうか。自転車から振り落とされたりして、頭部に衝撃が加えられると死につながる可能性が高いということで、ヘルメットが存在しているわけですが、子どもたちがそういう状況になったときに、ママさんだけ安全という状況はそう無いのではないでしょうか。もっと言えば、ヘルメットによって子どもたちの命が守られたとして、ママさんの命が・・・という可能性も十分ありえます。やはり、自転車に乗る人は、漏れ無くヘルメットを被っておいた方が安心なのではないでしょうか。ヘルメットは使いきり(一度衝撃が加わったら使えなくなる)のようですが、購入と同時に保険に入れるものもあります。自転車整備とヘルメットで、少しでも安心が担保されればと思ういます。

 雇用・労働関係では、大和市の取り組みを紹介。加えて地元の企業と若者をつなぐ取り組み。賃金助成制度について提案しました。また、ブラックバイトの実態を簡単ではありますが、示し、中学の卒業生に向けて、保存版の労働パンフレットの配布を提案しました。

 住宅支援では、空き家の状況等を質問。相続や権利の問題を除けば、ほとんどの空き家は解消に向かっているとの答弁で、さすが大和だと思いました。海老名では、地元の工務店を活用した住宅改修助成が行われており、現在取り組まれている不燃化・バリアフリー化改修工事助成の対象拡大も提案しました。

 最後に、駅近・平坦・学校給食・子育て支援と課題はありますが充実している大和において、30代40代の転出が多くなっている状況を取り上げ、原因は厚木基地の騒音であることを指摘しました。日常生活を破壊し、学校では先生の声も友達の声も聞こえなくなる状況です。交通の面では、大和綾瀬の東西の往来の障壁となっています。訓練機の移駐が行われる予定ではありますが、根本解決にはなっていません。市長に基地撤去の先頭に立っていただくことを期待して、質問を終わりました。

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